狩野川花火大会(2日目)
2003年7月27日(日) 19:30〜20:45 沼津市狩野川河川敷 三園橋〜永代橋間
打上業者:3社共演 打上数:約4,500発 最大4号
この大会は毎年7月の最終土・日の両日に開催されます。
通常花火大会は郊外で開催されることが多いのですが、
この大会は市街地の真っ只中で開催されます。

駐車場は周囲にたくさんありますが、交通規制が敷かれるため注意が必要です。

打ち上げは狩野川、御成橋の上下流左岸部の河川敷。7時半から1日あたり約4500発。
対岸の堤防沿いは絶好の観覧ポイントですが、これらは全て有料桟敷席で占められています。
それも事前に抽選で当たらないと入場券を買うことすらできません。
市街地ということもあり、周囲は高層の建物で囲まれているため
川から離れると打ち上げ地点を見ることができず、高く上がる大玉の一部しか見られません。
あとは密集状態になる橋の上から見るしかありませんが
ここも観覧禁止。立ち止まっているとスピーカーで注意されます。

また河川敷もそれほど広くないため、最大でも4号程度と推定されます。
安全区域の確保の関係で、5号以上の大玉は打ち上げが不可能なのです。
代わりに"金魚"と呼ばれる水上花火は他ではあまり見られませんし
御成橋を中心としたナイアガラの滝の美しさも他に類を見ません。

当日は直近には行かず、近くの香貫山山頂の展望台から観覧しました。
ここからは沼津市街全体を見渡すことができます。
美しい夜景とともに、上から見下ろす花火もたまにはいいものです。
遠くには富士祭りの花火大会も望むことができました。

4号玉の早打ちがメインで、その間にスターマインが入ります。
3社一斉打上げの空中ナイアガラも、残念ながら完全にシンクロせず中央だけフライング気味。
風向きが北東であったため、下流側の桟敷席にはたくさんの火の粉が降り注いでいました。
しかし香貫山の山頂まで歓声が聞こえてきました。

最後はやはりナイアガラの滝。御成橋を中心とした美しいアーチが見渡せました。
街の明かりと相まって、幻想的な姿を浮かび上がらせました。