アタミ海上花火大会夏１

このアタミ海上花火大会は全国でも有名なメジャー大会。
夏だけでなく年末までも開催されます。
そして今回は幕開けの大会。天候は曇り、暑くなくちょうどいいかな。

会場はサンビーチから渚親水公園にかけて。
打ち上げ場所は会場の沖合の離岸堤と熱海後楽園よりの桟橋。
巾約１０００㍍に渡って電気点火式で打ち上げられます。
お勧めはやはり有料観覧席。離岸堤の正面に位置していて
料金は前売り９００円、当日１０００円で、何れもエアークッション付き。
ネットでも購入可能ですが、代金引き替えで送られてくるため
手数料を上乗せされると当日券より高くなってしまいます。
日曜開催以外は売り切れはまず無いでしょう。
また人数限定（２０００人）のため、ゆったりと見ることかできます。

熱海駅からはバスで１７０円、銀座で降りて徒歩１分。
この会場へは車で行くのはお勧めできません。
海水浴シーズンということもあり、駐車場は常に混雑。
運良く入場できたとしても、大会終了後交通規制が敷かれているためなかなか出られません。
また会場直近の駐車場は入場自体が規制されてしまいます。

午後８時２０分。カウントダウン、ゼロの瞬間夜空に一斉に大輪の花が咲きます。
その後４０分間に渡って１～５ステージまで途切れることなく打ち上げが続きます。

順調に大会が進行していましたが、開始から約１５分後、ついに雨が降り始めました。
そのうち止むだろうと思いましたが、止むどころかますます強くなるばかり。
おまけに風も強くなり、まるで嵐のような様相になりほとんどの人が退避を開始。
花火観覧どころではなくなってしまいました。

しかし雨天決行の宣言通り、打ち上げは滞ることなく続いていきます。
合羽を着込んでも風が強く膝下はびっしょり。坐って見ていたのでお尻まで浸水。
たまらず立ちあがってテント下に退避して荷物をまとめて防水対策。
最後の大空中ナイアガラだけは目に納めて会場を後にしました。

当日は天候不順のうえ、神奈川県内各地で花火大会が開催されたためか
例年のような会場の混雑はありませんでした。
打上終了後、午後9時10分までは周囲の道路の車両用信号は全て赤になり全く動きません。

ほとんどの人がこの渋滞を見て、徒歩で駅に向かいますが
しかし規制が解除されると一斉に流れが戻ります。
橋の上の銀座バス停で待っていると、すぐにバスが来て坐って駅まで帰れます。

それにしても今年は花火が雨に見まわれます。
びっしょりになって見た花火は今年２回目。梅雨明けが待ち遠しいです。