熱川海上大文字焼花火大会
2003年7月22・23日 21:00〜21:25 東伊豆町 熱川海岸 
22・23の両日に開催されるこの大会。海上の大文字焼きは日本でもここだけ。
今回観覧したのは22日(火)。風は強いものの、幸い雨は降りませんでした。

場所は東伊豆の熱川海岸。伊豆急行線の伊豆熱川駅から歩いて5分ほど。
桟橋の先端が打ち上げ場所。

日帰りで観覧する場合は、防波堤の上がいいでしょう。
海岸線沿いにあるホテルの海側の部屋は特別席です。
すぐ近くで遮る物が全く無く観覧できます。資金に余裕のある方はお勧めです。

車で来る場合は注意と覚悟が必要。
この大会のために設置される駐車場はありません。
また、駅付近から会場までのアクセス道路は6時半から9時半まで車両通行止めになります。
海岸沿いに駐車スペースはありますが、当日は平日で天候不順のため
海水浴客が少なかったためか、4時ころ到着しましたが数台の駐車スペースがありました。
無条件で駐車可能なのは30台程度と思われます。
上の方にはバナナワニ園の駐車場があり、営業終了後は駐車できるようです。

打ち上げ開始は花火大会としてはかなり遅く、なんと午後9時から約25分間。
開始時間を確認せずに会場へ行ってしまい、2時間も寒い思いをしてしまいました。
幸い風は強いものの雨は降らず、逆に風が強いのが幸いして煙が滞らなかったので、
花火の美しさを鮮明に見ることができました。
しかし時折大波と強風で、潮の飛沫が観覧場所まで到達することもありました。

打上は3号級のスターマインと4〜5号が中心の単発。
最後はクレーンで吊った巾300bにわたるナイアガラの滝。
風に流され斜めに落ちる星は、まさに光る瀑布のような美しさでした。

規制解除を待って会場を後にしましたが
車両の進入自体が規制されたため、会場付近の渋滞はありませんでした。
しかし、狭く急な道に路上駐車する大馬鹿者のために、バスが通れず大迷惑をしていました。
路上駐車は絶対に止めましょう。
さらに歩行者が一斉に駅に向かうので、徐行運転を心がけましょう。
それでも規制解除から10分ほどで国道に出ることができました。

全体的にあまり特色の無い大会でした。
熱川温泉に宿泊する場合は浴衣で祭りを味わえ楽しいかもしれません。
日本で唯一の海上大文字焼きといっても実際は桟橋の上。
波浪と強風のためかもしれませんが、完全な海上じゃありません。
来年も片道2時間もかけて行くかと聞かれれば、?です。
打上数:約3000発 最大推定5号