この花火大会は白浜海開き海の祭典の一部として行われるもので
規模としてもそれほど大きくなく、あまり知られていないため会場の混雑はありません。

しかしこの大会の特徴はなんといってもその近さでしょう。
こんなに近くていいのかなあ、と思うほど近くで見られます。
打ち上げは午後8時から30分間、約2000発。業者は藤枝の臼井煙火。

この時期、海水浴客やサーファーが多いので有料駐車場が多数あります。
これらはシャワーや更衣室の利用料込みで1500円くらいします。
レスポ白浜の駐車場は駐車のみで500円。

しかし早まってはいけません。
4時ころから、それまで有料だった長田地区の駐車場が無料開放されます。
ただし、A4の紙に”無料”などど書かれているだけで非常にわかりにくく
気にしていないと通過してしてしまいます。
周囲の有料駐車場に配慮しているのかもしれませんが非常に不親切です。
場所はR135号線沿いの山側、消防団詰所のすぐ隣(河津側)です。
7時ころまで駐車可能な状態でした。

打ち上げが始まると、通りすがりの人達が路肩に車を止め見物し始めるので
道路が混雑し危険です。路上駐車は止めましょう。

打ち上げ地点は低くなっていて、正面の観覧場所からは見えないので
どうしても打ち上げが見たい場合は側面から見ましょう。
その場合風向きを考慮しないと煙幕攻撃を受け混乱を引き起こすでしょう。
導火線点火式で、花火師が火を付け退避するところが良く見えます。

そこから見るのはやはり水上花火でしょう。
海に向けて斜めに設置された筒からは、次々に海に向けて発射されます。
まるで迫撃砲のようでなかなかおもしろいです。
それからしばらくして海上で次々に炸裂し、美しい半球状の花火が見事に開きます。
それとともに全身に受ける衝撃波はまるで戦車砲のよう。
さすがに90クラスにはかないませんが、ここまで火の粉が飛んできそうな迫力です。

最後は定番のナイアガラの滝。
これが終わるとフィナーレのスターマイン。
なぜかこれだけは電気点火式のようで、数個所から完全にシンクロして打ち上がります。
最後はかなり大きな玉も打ちあがりました、星が燃え尽きずに落ちてきてびっくり。

10号など大玉はありませんが、砂浜で、しかも真近で見られるので満足でした。






白浜海開き海の祭典
7月12日(土) 20:00〜20:40  下田・白浜大浜海水浴場前
打上業者:臼井煙火  打上数:約2000発